NFT works 編集部
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株式会社Aerial Partnersは、国内初のNFT発行・販売・2次販売を行うことができるNFTマーケットプレイス「nanakusa」を運営する株式会社スマートアプリと提携し、NFT販売管理ができる「Gtax for Creators」を共同開発した。


「nanakusa」とは国内初のNFTマーケットプレイスであり、「nanakusa」内で発行されたNFTは2次流通時であっても永続的に事業者や製作者にロイヤリティが還元される仕組みになっている。

現在はベータ版としてリリースされており、4月25日までは一部のタイトルやゲームなどのアイテムしか売買できない。


「nanakusa」では、NFTコンテンツの販売を行うクリプトアーティストが、販売収入やロイヤリティ収入が仮想通貨で入ってくることにより、売り上げ管理が煩雑になるという課題があった。

そのため、Aerial PartnersはNFTの売上管理のような煩雑な作業を効率化するするために「nanakusa」の開発を行うスマートアプリと共同で「Gtax for Creators」開発した。


これにより、公認クリプトアーティストの方々が本業であるアーティスト活動に専念できる環境を提供する。


また、今回の発表に限らずAerial Partners社は暗号資産関連事業を行なっている事業者のバックオフィス業務の効率化を行い、本業に集中することができる環境づくりのサポートを行なっていく。


Gtax for Creatorsは、nanakusa公認クリプトアーティスト専用のサービスとして開始される。公認アーティストは利用を開始した年の年末まで無料で利用することが可能とされている。(翌年以降は年間の利用料金が必要になる。)

また、法人で利用される場合は初期から費用がかかるようだ。


機能として実装されているものは、nanakusa上での売り上げ及びロイヤリティ手数料を自動で認識し、日本円ベースで収益を確認することが可能とされている。

さらに、指定の国内取引所で仮想通貨から日本円への換金で発生する損益計算をすることも可能であり、青色申告用の仕訳データを取得もできるようだ。


株式会社Aerial Partners


今回発表された「Gtax for Creators」以外にも、煩雑な仮想通貨の確定申告について、損益計算から申告書作成・提出までをサポートするサービスである「GUARDIAN」を運営。

「GUARDIAN」では仮想通貨の税務知識に精通した税理士を紹介するサービスなども行なっている。

また、「Gtax」ではさまざまな仮想通貨の確定申告に利用することができ、2020年11月2日時点で国内外の44の取引所に対応している。


株式会社スマートアプリ


NFTマーケットプレイスである「nanakusa」や、ブロックチェーンを利用したブラウザサービスやゲーム、NFTマーケットプレイスで利用可能なイーサリアム系トークンを管理できる「GO!WALLET」を開発している。

また、「GO!WALLET」が提供している各種機能をオープン化したGO BASEを運営し、ブロックチェーンサービス事業者や、既存のブラウザ / スマホゲームをブロックチェーンに対応させる際に必要な機能を提供している。


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